シートストッパー動作改良

S3T純正シートストッパーの使い勝手

アメリカでのS3T、日本のS3には’99モデルからが標準装備(’97、’98モデルはサービスキャンペーンで購入後にプレゼントされた)なのですが、パニアケースによってシートカウル中央にあるシートストッパーにアクセスできなくなるので、ワイヤー操作のオープナーを追加して、バッテリー後ろあたりのカウルの裏側からノブを操作してストッパーを解除できるようになっています。

シートストッパー 純正このシートストッパー、シンプルな作りなのですが、ストッパーを組み付けているボルトを締め込んでいくと、スプリングとストッパー金具を圧縮する事になり、動きが渋くなってしまいます。
一応ボルトに”首”があって、一定以上締め付けで気ないようになっているんだけど、”首”がスプリングの高さより短いため、スプリングを締め付けちゃうのです。

シートオープナー ワイヤーさらに、ワイヤー式となることで、ワイヤーの取り回しの関係上、結構きつく曲がる箇所が数カ所有り、ワイヤーそのものの抵抗もかなりあります。

メンテナンスと簡易的対策

シートオープナーそこで、おそらく10年以上ノーメンテと思われるシートストッパーのワイヤーを清掃しました。
車体からワイヤーを外してワイヤーインジェクターで内部を清掃。
錆でしょうか、茶色い汚れがノブ側から止め処なく出てきました。

クラッチワイヤーのように常時操作する部分じゃないので、あまりシビアには考えていませんが、シリコングリースをスプレーしておきました。

シートストッパー 改良ストッパーの方は、ボルトを締め付けても各部が圧迫されて動きが渋くならないように対策します。
写真のようにワッシャーを挟む事で解決しました。

これまでは強く締めると動きが鈍くなるし、かといって緩めではBuellの振動で落としかねないし…と二律背反で悩みましたが、これで心置きなくギュッと締め込めます。
左から、

ストッパー金具:シートをロックする金具。
ワッシャー大Φ6mm:ストッパー金具をズムーズに動かす役目。
スプリングワッシャーΦ6mm:左のワッシャーと右のワッシャーの弛み止め兼スペーサー。
ワッシャー小Φ6mm:スプリングが自由に動くように。
スプリング:ストッパー金具をロック位置に戻す役目。
ワッシャー中Φ8mm:”首”根っこまで通るサイズ。スペーサー兼スプリングの動き補助。

シートストッパー 改良更に、奥の手。
フレームに直接挟み込む事になるストッパー金具に、「家具すべ~る」を貼りました。
これで取付ボルトをぎゅっと締め込んでも、ストッパー自体はスムーズに動くようになりました。

シートストッパー 改善ワイヤーの方は、その取り回し上、どうしても抵抗が掛かっています。
ストッパーとの連結部分も、ワイヤーのアウターから3cmくらい露出していて、金具との連結は90°固定。
金具の動きは円周方向なのに、ワイヤーは接続部90°固定で直線運動だから、実質稼働は1cmほどなのですが、すでにこの部分で抵抗が掛かっている事が分かります。 

まあでも、メンテ前と比べると、随分と動きが滑らかになりました。

Similar Posts:


Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です