プライマリーオイル交換
毎度おなじみのREVTECH(レブテック)のギアボックスオイルでござんす。
マニュアルではマフラーを外してからドレンボルトを外すことになってますが、実際にはマフラーにドレンボルト着脱時の逃げが凹ませてあるので、ちょっとやりにくいけどそのまま外せます。
車体をレーシングスタンドで垂直にしておいてドレンボルトを抜くんですが、当然、抜くとオイルが出てくるわけで、出てくる前にオイル受けのガイドをセットします。その辺の段ボールなどでいいんですが、先述の通りマフラーとのクリアランスが少ないので、牛乳パックかボール紙などの薄手のものでないとボルトを抜きにくいので注意。
抜き取ったボルトには先端の磁石に「うへえっ」てくらい鉄粉が付いているので、綺麗に落としておきましょう。
オイルが抜けたらドレンボルトにシールテープを巻いてプライマリーケースに組み付けます。
クラッチインスペクションカバーを外してプライマリーオイルを注入。REVTECHのギアボックスオイルは1クォート入りなので、気にせず1本まるっと使います。
オイル交換はこれだけで終了~。
クラッチ調整
クラッチインスペクションカバーを開けたついでに、ちょっと滑ってる感があったクラッチを調整しておきました。
確かにちょっとクラッチランプのアジャストスクリューがやや締まりすぎかな? という感じでした。
一旦、スクリューを緩めてランプをクラッチ側に軽く押さえつけながらアジャストスクリューをゆっくり軽~く絞めていき、あたりを感じたところ(つまりボールを挟んで前後のランプがかみ合うところ)から1/4~1/2戻しというのがマニュアルの規定です。とりあえず1/4戻しにしました。
調整後、ちょっと走ってみるとびみょ~に滑ったり滑ってなかったり? ちょっと気持ちが悪かったのでもう一度インスペクションカバーを開けてアジャストスクリューを1/2戻しで再調整しました。
こんどはバッチリ。怒濤のトルク&加速が復活。つまりやっぱり滑ってたのね^^;
クラッチインスペクションカバーの傷を補修
さらにクラッチインスペクションカバーを外した隙に(笑)、購入時から気になっていたカバーのガリ傷を補修しました。
カバーの中央付近に結構深い傷が入っていてたんですが、本格的に補修するのがちょっと面倒で(笑)、今まで放置していました。
ここに来てクラッチ調整やらオイル交換やらでちょくちょく外すようになったので、今やらないとまた当分やりそうにないので思い切って作業に着手しましたよ。
特に変わった方法ではなく、#100から#1000まで根気よくペーパーを掛けただけですけど、ゆうに30分は掛かっちゃいました。
プライマリーケース本体から浮くと困るので鏡面仕上げにはしていません。
耐熱ワックスも仕入れたので、クランクケース全体を磨いたらワックスで保護するとします。