自分でやるスイングアームとアイソレーター交換(その3)

アイソレーターの破損状況確認

過酷なな苦労の末、なんとか取り外したアイソレーター。e-bayで落札したスイングアームについていた正常なアイソレーターと比較して、損傷状況を確認してみましょう。

アイソレーター断面そもそも、このパーツがどういう構造になっているかというと、断面の写真を見て下さい。ドーナツ状のゴム部品に4枚のスチールプレートが入っています。
一番下がスイングアームマウントブロック側になり、約4mmと最も厚みがあります。
一番上はフレーム側で厚さは約2mm。フレームのピボット穴にはまる部分なので、凸形状のドーナツ型です。
そして上下のプレートの間に2枚の単純なリング状の厚さ約1mmのプレートが入っていました。

アイソレーター損傷イカレたアイソレーターはこちら。
むむむ。どうなっているかおわかりでしょうか? 一目でわかるのはフレーム側のプレートが分離してしまっています。また、位置決めのためのピン穴も外側にちぎれてしまっていますね。写真の左下、凸形状の首の部分が根本から裂けているのがわかるでしょうか。

損傷したアイソレーターこの凸形状の首部分が損傷したせいで、このようにピボット内でアイソレーターの接触部分が変形してしまい、エンジンとフレームがねじれるようになっていたんです。
実際、この部分がもっともねじれの負荷を受けることになるんじゃないでしょうか。そこが壊れてはまともに走るわけがないですね^^;

アイソレーター損傷真横から。ゴムが結構硬質なので、これだけ裂けていてもベロンベロンというわけでもないのです。

アイソレーター新旧比較一方、右側の大きなのが2001年型のアイソレーター。

  • LO504_9 :REAR ,LH(左)
  • LO505_9 :REAR ISOLATOR,RH(右)

接触面積で1.5倍くらいありそうです。厚みは変わらず。なぜか真円ではなく、上の方が幅が狭くなっているのはフレームのパイプワークを避けるためでしょうか。

特徴的なのは、下側にあるベロ。これなんでしょうね。
大型化したアイソレーターを避けるために形状が変わったフロントプーリーカバーは、旧型のようにスイングアームマウントブロックに対してゴム製の脚がつかないので、このベロでプーリーガードの振れを押さえているのかもしれないですね。

さて、アイソレーターの交換前にスイングアームを’99以降型のアルミ製に換装して、フロントプーリーカバーを形状修正しないといけません。
自分でやるスイングアームとアイソレーター交換(その4)」に続きます。

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