2011年MotoGP最終戦

正に奇跡の優勝

今シーズンのMotoGPもついに最終戦を終えてしまいました。

前戦、11月23日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われた第17戦マレーシアGPの決勝レース中に不慮の事故によって他界した、サンカルロ・ホンダ・グレッシーニのマルコ・シモンチェリ。
でっかいアフロヘアーに陽気な性格で、パドック中で愛されていたとのこと。
レースではアグレッシブなライディングで転倒も多く、ロレンソを中心に危険なヤツと非難されてたりしたけど、オレはシッチやドヴィッち、乗れてる時のエリアスなどのライディングは、観ててハラハラドキドキ、これぞバイクレースの醍醐味ってカンジで大好き。

レース中にライダーを失うという悲劇を一つのチームが二度も味わうなんて、まさにありえないことが起こってしまったチーム・グレッシーニ。
監督のファウスト・グレッシーニさんの悲しみは半端ない。もてぎの大治郎シートでお会いした時も優しくも切ない表情が印象的だったけど…。

サンカルロ・ホンダ・グレッシーニはMotoGPクラスだけじゃなく、Moto2クラスにも参戦していて、ライダーは高橋裕紀とミケーレ・ピッロ。

Race your life今回のサンカルロ・ホンダ・グレッシーニはスペシャルカラーで、いつもはでっかくサンカルロのロゴマークが入っているマシンのサイドカウルに、アフロの絵が。

予選から何かが起こりそうだと予感させる、ビックリのサンカルロ・ホンダ・グレッシーニの1-2グリッド獲得で始まり、決勝ではユーキがホールショットを決めてリードを広げるかに見えました。

michelepirroところが小雨降るコンディションのせいか、6ラップ目にユーキが転倒!
ああ、そんなに感動的な展開はやってこないかあと諦め気分だったんだけど、まさかのそのままピッロが初優勝!

インタビューで彼自身が話したように、シッチとともに走りきって掴んだ優勝でしたね。
グレッシーニ監督の涙にもらい泣き。

Super SiC追悼式

125クラスの決勝前に故マルコ・シモンチェリ選手の追悼式が行われました。

事前情報ではシッチのパパ、パオロさんの意向で、恒例の1分間の黙祷に代えて、MotoGPクラスの決勝前に全クラスのマシンがトラック上に集結して1分間の空ぶかしを行うと言われていたのですが、実際には全クラスのライダーとマシンによる追悼ラップがパレードのように行われました。

シッチのマシンを走らせたのはなんとケビン・シュワンツ!
長身で長い手足のシッチはシュワンツとダブらせて語られる事も多く、サンカルロ・グレッシーニの58番のマシンを走らせるその姿は、ヘルメットがシュワンツじゃなければまるでシッチ本人が走ってるようでした。

Capirossi 58シッチ追悼関連では今シーズン限りで22年!のGPライダー活動に終止符を打ち、このレースがラストレースとなるカピロッシが自身のゼッケン65の代わりにシッチの58を付けてライド。

Rossi 58ロッシ君はいつものデザインにシッチのデザインの特徴を取り入れたオリジナルメットでライド。前から見るとシッチが走ってるみたいに見えるというデザイン。

魅せてくれたベン、憎らしいくらい強いKC

MotoGPクラスもスタート直後の1コーナーでアルバロ・バウティスタ、バレンティーノ・ロッシ、ニッキー・ヘイデン、ランディ・ド・プニエが接触転倒。序盤ではKCが飛び出して1周目終わる頃には軽く後続を引き離しはじめ、ダニ、ドヴィッちとレプソル1-2-3と退屈な展開になるなあという予想を大きく覆した好レースになりました。

興味の対象は2位争いを繰り広げるレプソルホンダの2台、ダニ、ドヴィッちと、ホル平が怪我で欠場のためYAMAHA勢孤軍奮闘のベン。もう国際映像もほぼここしか映んない(笑)。

ダニとドヴィッちはランキング3位争いがかかっているので、同チームながら容赦ない抜き合いで楽しませてくれました。

しかし圧巻は加速であからさまに212Vに劣るM1に、レイトブレーキングで勝負し続けるベン!小雨が降ったり止んだりという難しいコンディションの中で何度もクリップを外してしまいながらも最後まで諦めません。ついにレプソル2台を躱して2位浮上。

ベンが2台を抜いてからは、バトルに競り負けるとずるずると下がって行ってしまういつものダニに対して、ドヴィッちは食い下がるも微妙な天候ではベンの方が一枚上手、徐々にリードを広げ始めます。

トップのKCとは最大で10秒以上の差があり、ドヴィッちが力尽きればこの順位でレース終了だなと思った矢先、なんとベンの目の前にKCの姿が!

雨が若干強くなったところで大幅にペースダウンした模様。

ここからが面白かった!
ペースアップしながら浮上してきたベンと、完璧な独走かに見えながらペースダウンしてしまったKCでは、ベンに勢いがあります。
 KCも慌ててペースを上げますが、徐々にベンが背後に接近、ラスト3週でKCを差してしまいます!

そして最終ラップの最終コーナー、ベンがKCを抑えたまま立ち上がってきてゴールラインまでの加速勝負!
ヤバイ!212V激速!!

なんと0.015秒差でKCの逆転勝利でした。

負けたとは言え、性能で劣るM1でワークス212V3台をかき分けて闘ったベン、天晴れでした。

そうそう、ホル平の代役でM1を走らせた中須賀ですが、なんとダニに次ぐ6位入賞でした!青山は今回も残念な12位。っていうか最下位。

そんなこんなで今シーズンのMotoGPもおしまい。

また来シーズンも楽しみです!

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2 Comments

  1. avatar
    #92 11月 11, 2011 10:03 am  返信

    見たよー
    アレもコレもスゴかったねー
    キュンキュンなった。

    • avatar
      Go-1 11月 11, 2011 10:10 am  返信

      来シーズンも楽しみだわー。
      ただ、日本人のシートはあるのか?MotoGP!

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