カフェレーサー

最近のS3とオレのテーマは

このところ をいじるのが楽しくて仕方がない。久しく修理やメンテナンス以外に手を掛けていなかったからね。それはカスタムするには先立つものがないというのが最も切実な理由だけど、まあ、強いて変えなきゃいけないところが浮上してこなかったからでもある。

もともと、オレのカスタムのきっかけになるのは、何か不都合や不便を感じた時で、その部分をただ改修するのでなく、どうせならできるだけグレードアップするというルールがある。実益を伴わない見た目だけのカスタムはあまりない。

とくに、2台目となる雷電二世号ではそれが顕著だ。雷電一世号での経験が手を入れる箇所やその方法の判断基準に大いに役立っていることや、当時から10年以上経過してオレ自身が歳を取ったことも大きい。

Buell S3 Thunderbolt 1th雷電一世号では、”アメリカンスポーツバイク”という特殊性がオレの中でも Buell 独特の際だった個性として感じられていたので、スーパークロスやドラッグレース、NASCARなどのアメリカンモータースポーツ的なイメージを、S3のカスタムやそれに乗る時のファッションに反映させていた。
Buell という括りの中ではツアラーに分類されるS3も、オレにとっては RSS1200bimota に通ずる、バイクメーカーと言うよりは趣味性の強いカスタムメーカー製のバイクの1台でもあり、スポーツ走行をこなし長距離ツーリングが楽しいオールラウンダーなバイクだ。

雷電二世号に対してのカスタムテーマは少し変わってきた。

奇抜なアイデアが詰まった Buell に対して、オーナー達のカスタムのスタンスもまたいろんな個性が際立っていた当時と違って、XBシリーズの登場後はフレームやホイールにメッキを施し、ペータル(ウェーブ)ディスクなどの派手できらびやかなストリートファイターやエクストリーム系のカスタムの流行が目立ってきた。

オレ個人はそういったカスタムに魅力を感じないし、そんなバイクにオレが乗る姿も想像できない。

やっぱり、オレのバイクに対する想いは。皮肉にも最近の主流になりつつあるカスタムバイクがオレ自身のスタンスを再認識させてくれた。

そもそもオレが Buell に惹かれた気持ちを思いだして整理すると、当時の気持ちへの懐かしさと今だからできることに対する新鮮な期待感が合わさって、妙にワクワクしてきた。

カフェレーサーを作ろう。しかも巨大なパニアの付いた、ツーリングのできるヤツ(笑)

XLCRVoxan_Charade_RacingEgli-Honda
bimota SB3rickman-hondaDUCATI 900SS

Gilera Saturno 500 I.O.Mもともと大好きなムードを持つバイクは大きな意味でカフェスタイルだ。その名の通りの XLCRVOXAN Charade Racing を筆頭にエグリbimotaリックマンDUCATI ならベベルロケットカウルも大好きだけど、乗りたいとときめくのは’89~’90あたりの 900SS851、そして一時は所有していたジレラ サトゥルノ 500 I.O.M.

そうはいってもそこはそれ、金欠のオレには一足飛びで理想のカスタム完成というわけには行かない(笑)。第一、それでは長く乗りながら楽しめない。
例によって、不具合や不都合が発覚した箇所から手を付けよう。

まずは意外と防風効果のないスクリーンをしかっかりした効果のあるZERO GRAVITY製に交換。クリアにこだわっているのは先述の大好きなバイクのスタイルがクリアスクリーンだから。

99y-swingarm with AST大きなカスタムの始まりは のリアショック。
これは本当にお気に入りだ。なんと言ってもフルカスタムオーダーだもんね。とくに、レギュラーーラインナップにはないプリロードリモートアジャスターがスペシャルで、見た目のカッコ良さもさることながら、機能面でもすごく利便性が高い。

この AST のスペシャルオーダー、カラーリングもオリジナルBuell のスタイリングの魅力でもあった SHOWA に変わるまで初代から受け継がれてきた WPプルタイプのリアサスに敬意を表してスプリングはホワイト。オールブラックボディに、メタリックオレンジのアクセント。
この後のカスタムのテーマカラーにもなっていく、大きな転機だった。

そして、今回の
フロントディスクローターインナーローターフローティングピンに負けて摩耗してしまうという、’96~’99までのBuellの持病によって、ローターの交換を視野に入れてパーツを調べ尽くすことになり、その中で急浮上したのが ACCOSSATO
Φ340mmBuell 専用ローターをラインナップする数少ないメーカーで、インナーローターが鋳造やプレス成形ではなくアルミの削り出しで、Φ320mm同士ならブレーキの雄であるbremboと比較しても200g近く軽いのが特徴。
カラーリングもインナーローターのアルマイトとフローピングピンを7色から選択できるというのも惹かれたところ。

ACCOSSATO PRS ラジアルマスターシリンダーその ACCOSSATO のカタログを眺めていると、フロントブレーキラジアルマスターに目が留まった。なんとレバー比が3段階に変更できるマスターがラインナップされている。bremboにもRCSというレバー比可変タイプがあるが、こちらは18mmと20mmの2段階なのに対して、ACCOSSATOPRS17mm-18mm-19mmという3段階! しかも、レバーピボット部の偏芯カムでレバー軸を変更した上に、レバーがピストンをまっすぐに押すようにレバー本体まで付け替えるというこだわりよう
各パーツもbremboが鉄なのにACCOSSATOはステンレスだったり鍛造だったりとクオリティも高いし、しかもbremboのRCSより価格が安い!

ACCOSSATO ワイヤー式クラッチASSY買いたいと思った時が買い時(笑)。
絶妙のレバーピボット位置によって操作が軽くなるというクラッチASSYとセットで購入した。
どちらもレバーの先端がボールエンドになるデザインがレーシー過ぎず、それでいてレバー前面に入る ACCOSSATO ロゴのレーザープリントがレトロフューチャーですごく好み。

ブレーキラインもカスタムテーマカラーに合わせたブラック/オレンジ(ゴールド)に変更してキャリパーもフルオーバーホールしたし、あとはイタリアの ACCOSSATO の工場で切削用マシンの故障が直ってフロントローターが届くのを待つのみ。

SAのスターバックスへ

ブレーキのカスタムに合わせてハンドルまわりを一新し、クラッチのアジャストを調整したけど、5速全開で引っ張る確認はできてなかったので、夕飯後にエンジンに火を入れた。

向かうのは三木SA。ここにはスターバックスがあり、22:00まで営業している。高速を飛ばしてスタバへ向かうなんて、いかにもカフェレーサーっぽいじゃないか(笑)

全開走行は全く問題がなかった。長い上り坂でも法定速度の倍は出るし、クラッチの滑っている感覚もなくなった。もしあのままクラッチの調子が悪くなっていたら、バーネットVPクラッチに手を出していたに違いない(笑)。

ACCOSSATO のレバーはブレーキ、クラッチともにレバー位置の調整幅が半端無く広いので、気分で微妙にレバー位置を変えることができ、それによって指先に感じる変化をいろいろと試すことができてすごくオモシロイ。

night-run_100605_01sものの10分ほどでスタバに到着。いつものオーダーを飲みながらほんの10分間程度の憩いの時間だけど、いい気分転換だ。

アイスラテを飲み干し、S3 に戻ると白髪の小デブのオジサンが話しかけてきた。今日はクルマで福岡へ帰るところだが、地元ではHD ROKER C DOHCになった BMW GS に乗ってるそうで、S3 への興味は
「振動すごいんやろ?!」
「峠は楽しそうやなあ」
「結構重いんとちゃうの?」
だったので、
「スポーツスターくらいだし、3,000rpm以上ではほとんど感じなくなる」
「峠は楽しいですよ!」
「乾燥で205kgだからフル装備重量で235kg前後じゃないですかねー。新型のバンディット1250Fがパニア類なしで装備重量256kgらしいし、軽い部類では。GS と変わらないと思いますよ」
と答えておいた。バンディットの重量データは『ちょうど256』だったので何となく覚えていたんだけど(笑)。

帰りは一般道を流しながら自宅へ。ヘッドライトの明かり以外はホントに暗いカントリーロード(笑)。 は夏を見越してジェットヘルメット形態で使用中内蔵 で最近お気に入りの THE BAWDIES を聴きながら夜風に当たって帰ってきた。

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6 Comments

  1. avatar
    バーバー 6月 11, 2010 6:45 am  返信

    カフェレーサー、出来上がりガ楽しみになってくる響き♪

    期待してます!^^

    • avatar
      Go-1 6月 11, 2010 11:28 pm  返信

      いやあ、とくにできあがりとか無いんですよね^^;

      まあ、継続的なココロの指標というか、そんな感じですのでw

  2. avatar
    MURO 6月 9, 2010 10:46 pm  返信

    カスタムはローター待ちで一段落?
    いい感じに仕上がって羨ましいス♪

    言われて気が付いたけど、同じく
    クリアスクリーンへの愛着は
    80カフェレーサーへの憧憬かもw

    あっ、モトグッチも仲間に入れてあげて下さい(笑)

    • avatar
      Go-1 6月 10, 2010 5:39 pm  返信

      カスタムはもうおしまいってことはないけどね。
      どうせまたどっか壊れるからw

      あ、確かにグッツィのルマンを入れるの忘れてた!

  3. avatar
    こぼん 6月 8, 2010 7:46 pm  返信

    いいね〜、これぞ「カフェレーサー」だね、Go-1さん!w

    • avatar
      Go-1 6月 9, 2010 11:46 am  返信

      ははは。
      ホントはかわいいウェイトレスさんと会話を楽しむとか、
      気心の知れた仲間とだべるとかがないと、さみし~~いもんだけどねw

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