NOLAN N43 Air インプレッション

インプレッション

早速、NOLANノーランN43 Air実走インプレをお届けしましょう。

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今回、海外製ヘルメットを通販で取り寄せるという冒険の手前、普段SHOEIAraiではSサイズを使用しているので、1サイズ大きめのMサイズを取り寄せました。
欧州産のヘルメットは当然欧州人の骨格にフィットさせて作るので、日本人に比べて頭の横幅が狭く、前後が長いため、「欧州産のヘルメットを買う時は1~2サイズ大きめを買え」というのが定説だからです。
しかし、オレの場合はSサイズの方がよかったと思います。ヘルメットの中で顔が動くほどではないけど、フィット感的には少々心許ないですから。

そんなサイズ的な条件と、 S3 Thunderbolt に、ZERO GRAVITY ハイスクリーン純正ツーリングバーで乗った状態であることを前提としてのインプレッションになります。

ちなみに上の写真の状態が一番出番が多くなると思います~。

被り心地

自分の頭のサイズに合っていれば、SHOEIと遜色のないフィット感だと思います。国内では、Arai「オープンフェイスで唯一」と謳っている
チークパッド部分への衝撃吸収ライナーも装備
されていますし、内装全体のクッションの当たりが柔らかく、どこかが痛かったり重く感じたりすることはありません。

遮音性・風切り音

外部の音はすごくよく聞こえる方だと思います。チンガード付きだと何故か自分の声まで反響して聞こえますけど(笑)。
走行中の風切り音も、SHOEI Z6と比べちゃうとかわいそうなんですが、懸念していたほど酷くはないです。むしろ高周波の風切り音がしないので、耳障りは悪くないのです。音の大きさもArai PROFOLEと大差ないです。
これはセンター(額)ベンチ、トップベンチ(頭頂部)ともにクローズでもオープンでも差違は感じませんでした。国産ヘルメットでもベンチをオープンすると音が変わったり大きくなったりするもんなので、よくできてると言っていいのかも。

風圧・シールドからの巻き込み

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市街地を流す程度のスピードでは、チンガードありでもなしでも顔にはそよそよと風が当たる程度でした。もちろん、チンガードがない方がやや風は多めに入ります。チンガードの効能については後述します。

高速道路でぬやわkm/hくらい出してもヘルメットのドラッグやリフトは全くなし!

そして高速域での顎からの風の巻き込みは、チンガード付きでは逆に殆ど感じなくなります
チンガード無しでの高速走行はしてませ~ん(笑)。

ただ、冒頭でも断ったようにオレにはちょっと緩めのサイズなので、風圧によるぐらつきはほんのちょっとありますが。
それも100km/hを少し超えるくらいでは全く問題にならない程度です。

これなら実際に高速爆走ロングツーリングに使用しても、コンタクト的にも大丈夫そうです。

ベンチレーション

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後頭部のアウトレットはシェルにスリット状に穴が開いているのではなくて、幅150mmくらいのオーバル状の穴が開いていて、それをルーバー形状のカバーが覆っている仕組みです。

後頭部のアウトレットには開閉機能はありません。

更にもう一つベンチがあるんだけど、それも後述。

格納式サンバイザー(VPS)

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VPS(VISION PROTECTION SYSTEM)

これは便利だわー。

一番効果的なのはやっぱり雨や夜間、トンネルなどではクリアシールドで視界を確保できて、眩しい時だけサンバイザーを降ろせるって事。

サンバイザー無しの視界の広さはジェットタイプならではの開放感。この開放感は新鮮。シールドを挙げた時にも顔全体が外気と触れるので、すごくリフレッシュします。

この開放感とVPSの組み合わせは癖になりそうです。

ただ、VPSを使っている時には、サンバイザーを通してみている部分だけが視界になったような錯覚がしました。もちろんバイザーの範囲外も見えるんだけど、意識がフルフェイスみたいな視界になるんだよね。

VPSのレンズはLEXANというスクラッチ・レジスタント・コーティングが施されていて、傷が付きにくそうです。

チンガード

素材は帽体とのロック部分も含めて樹脂製なので、クラッシュ時の剛性は推して知るべし。帽体側のロックは金属製です。(ちなみにシューベルトのJ1も樹脂製ですよ)
裏側部分は結構分厚いウレタンゴム風の素材で覆われていて、それはチンガードの先端から伸びる顎先部分まで一体成形になっています。

チンガードで左右のチーク部分を連結すると、その分剛性が上がります。今回、ちょっと大きめのサイズを選んでしまったので、チンガードがある方がよりしっくり来ます。

もちろん、開放感ではチンガード無しが想像以上に高いんで、ちょっと惜しい気もするんだけど。

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チンガードを使わない時にはその部分に付けるカバーも用意されています。フッラットな蓋じゃなくてルーバー状のデザインが(笑)。

こういう諸々の作り込み、好きだなー。

総評

シールドを上げてサンバイザーのみで走ってみたけど、短距離とか渋滞中とかならアリかな。

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ちなみにオレが買ったのはメタリックホワイトです。

国産のヘルメットメーカーも、内蔵バイザーは真剣に考えた方が良いんじゃないのかな。
Z6みたいにストリートユース専用でなら、デザインだって頑張ってるんだし、装備も進化して欲しいもんです。

(左は後頭部に”小さく”入る立体形成のロゴ)

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5 Comments

  1. avatar
    Go-1 10月 2, 2009 10:39 pm  返信

    S3のシルバーって、ロアカウルがグースのバイクのフェアリングっぽくもあるよねえ。

    N43のMAX ver.(今決めたw)でバトルスーツだと、かなりヤバイんじゃ?

    実際にはですね、真っ赤のHYOD HSL502 Speed-id(廃盤品!)と、
    今シーズンモデルのHSP-005(ブラウン・タン)を入手したので、
    どっちかってーとヨーロッパのおしゃれなおっさんライダー気取りで乗ろうと企んでますw

  2. avatar
    MURO 10月 2, 2009 10:17 pm  返信

    チンガードが、確かに「グース」っぽいです。
    是非、バトルスーツで!?

  3. avatar
    Go-1 10月 2, 2009 2:01 pm  返信

    頭頂部のハニカムベンチはてっぺんの大きなレバーを操作するとメットのセンターから側面へ向かって半透明のカバーが閉まるギミックです。

    センターベンチ(前のスリット)のはハニカムのカバー操作レバーの前にあるちっこいスイッチで開閉できます。

    後頭部は開閉システムは無し。

    ちなみにシールドは工具無しで外せます。

  4. avatar
    こぼん 10月 2, 2009 1:37 pm  返信

    頭のハッチ蓋は?
    後頭部のベンチレーションは?

    もっと情報を・・・(笑)

  5. avatar
    Go-1 10月 2, 2009 9:28 am  返信

    今、NOLANのサイトを見ると、新色が大量に追加されてますね~。
    きっと欧州でも人気なんだろうな~。

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