Z-6ショートインプレ

どこよりも早い? インプレをば。

まずは全体の印象から。
コンパクトさが売りのZシリーズなんだけど、個人的にはむしろ他のメットより大きめに見えるなと感じてました。Z-5なんか特にそうなんだけど。

z-6_08で、並べてみました。まー、実際は見ての通りRR-4(Sサイズ)とあんまり変わりません。前後長はむしろZ-6の方が長いくらいです。
Z-5はXL以外の全サイズがL帽体だったのが、Z-6ではXS~MまでがM帽体、LサイズにはL帽体、XLサイズにはXL帽体となってるので、Z-5よりは小さいってことか。あ、どーりでZ-5がでかく感じてたわけだ。

さて、いよいよ実走インプレです。
朝からZ-6のインプレを取るべく小一時間ほど散歩コースを走ってきました。

気温は10度前後。肌寒くて15分ほど走った頃にはグリップヒーターのスイッチを入れました。

それではショートランでのインプレッションをお届けしましょう(笑)。

○ オススメポイント

  • びっくりするくらい広く感じる視界!
    ジェット並みというと言い過ぎかもしんなけど、フルフェイスでこの視界は初体験。
    ピンロック用のピンも、そこに集中して凝視しないと全然視界に入らない。
  • 風切り音の音質
    コレはZ-6に限ったことじゃなくてAraiの差なんだけど、Araiがマウスシャッターを閉じている状態だと、シールドとマウスシャッターのノブの隙間でピューピュー音が鳴るのに対して、SHOEIはその手の甲高い風切り音がしない。
    特にZ-6では、横風が吹いてもフォーという音がするだけ。
    静かかというと、う~んなんだけど、RR-4と比較すると断然静か。
  • エアマネジメント
    高速で横を向いても全くといっていいほど風圧で持って行かれない。
    高速域でのメットの軽さは特筆もの。この性能こそZシリーズに期待していたことなので、嬉しい限り。

×イマイチなところ

  • 風の巻き込み
    これもSHOEI伝統(笑)。口元に風がガンガン入ってきます。下から吹き込む風が口元から鼻を直撃。この季節は鼻水が滝のように流れる結果に。
    もちろん、チンカーテンが付属しているし、コンタクト使用のオレ様がチンカーテンを装着しないわけもないんだけど、効果は芳しくないです。
  • ロアインテークの操作スイッチ
    z-6_0b.jpg特徴的な口元の大型ロアインテーク。Z-5ではシールドの下にあった開閉スイッチは、Z-6ではチンガードの内側に付いています。
    スイッチそのものは結構大型なんだけど、メットを被っている状態では口元に親指を突っ込んで操作することになります。
    これが、実にやりにくい。ボタンそのものは結構大型で節度もあるので、メットを脱いでる状態だと難なく操作できるんだけどね。


z-6_05.jpgさて、帰宅して早速風の巻き込み対策です。
写真はZ-6に付属していたチンカーテンD。
ご多分に漏れず縁ゴムと内装の間に差し込んで装着するんですが、一度差し込むと外すのに手間取るくらいしっかりと装着できました。
結構大型ですが、先述の通り防風効果はイマイチ。

z-6_06.jpgそこで、X-11用のチンカーテンに付け替えてみました
これ、わざわざ買い足したんじゃ無くって、実はRR-4に付けていたもの。要するに、RR-4も巻き込み防止のエアロフラップだけじゃ効果が薄くて、X-11用のチンカーテンを装着していたのです。
見ての通り、樹脂成形部分が大きめで、顎の下側まで延長するように回り込み、サイドにダクトがあります。

z-6_07.jpg横から見たところ。
X-11用のチンカーテンは、下側に顎のエッジがのばされたようになって、その分巻き込みが減少します。
Z-6の特徴 的な顎のエッジの反り+X-11用チンカーテンのエッジの延長のW効果に期待!
これで滝鼻水が解消されるかどうかは次回のインプレで。

さて、永らくメインのメットにAraiを使用していて、久々にSHOEIを追加したわけだけど、これまでAraiの方が優れていると思っていた点が改善されてるんですねー

z-6_07.jpg例えば内装。昔のSHOEIの内装は、頭頂部の内装の面積が少なくて落ち着きが悪く、被った状態で内装が前後に滑ったりしました。内装の面積は広くなっていわゆる3Dフルサポートインナーになってるんだけど、滑りに関しては、最高峰のX-11でも発生してました。
Z-6では全然大丈夫。被り心地もAraiに近くなってます。鉢周りというよりは頭全体、後頭部まで包み込むようにホールド感があって、しかもチークパッドもしっかりとしていて安心感が高くなってます。

防曇についても弱点を克服しようとしてます。以前のピンロックシートは、乗車姿勢でちょうど上目遣いの視線上にシートの端が来てしまってめっちゃ鬱陶しかったんだけど、シールド全面を覆うタイプに変更されて、Araiのダブルレンズに匹敵する視界を確保してます
AraiもMAXビジョンシールドを投入したことを考えると、シールド全体が分厚くなってしまうダブルレンズから、ピンロックシートの厚みをシールドの外側に逃がしているMAXビジョンシールドや、ピンロックシートの厚み分のリブをシールドの内側に設けているZ-6のCW-1シールド、のように、視界全体をカバーするピンロックシート化が今後の主流になりそうです。シューベルトも新製品では視界全体をカバーするピンロックシートを採用してるしね。

細かいところだと、ストラップの先を留めるところがDリングに挟むタイプからスナップボタンになっているところも、Araiと同じになって使いやすくなってます。

口元の広さもSHOEIは広くてAraiは狭いという傾向があったんだけど、Z-6はRR-Ⅳとあんまり変わらないくらいになってます。

これからメインで使用することになるZ-6。今は生産が追いついていないらしいオプション類が、店頭に並ぶのが待ち遠しい…。

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